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損害保険の種類を理解して状況に応じたリスクを補償することが大切です

損害保険には代理店型保険と通販型保険の種類があり、生命保険に比べて代理店型保険のシェアが高いです。
様々な種類の損害保険がありますが、定番の保険商品は各社で補償プランの内容が似ていて保険料を比較しやすくなっています。

損害保険の種類

損害保険の種類
損害保険は主に以下の種類があります。

 

  • 自動車保険
  • バイク保険
  • 船舶保険
  • 火災保険
  • 地震保険
  • ペット保険
  • 傷害保険
  • 個人賠償責任保険
  • 旅行保険
  • ゴルフ保険
  • 医療保険
  • 介護保険

 

損害保険は発生する可能性がある損害リスクを補償する保険です。
ここで紹介しているのは一般的な個人加入者が多い保険で、法人や事業者を相手にした損害保険は様々な種類があります。

 

法人の場合は店舗が被災した際の売上などまで補償する保険が人気です。
個人の場合もスキー保険やバイクのレース専用保険など趣味に特化した保険などがあり、損害保険の種類はビジネスモデルや趣味の数だけあると言っても過言ではありません。
事故・怪我・物損・経済的損失など何かしらのリスクがある場合は、その用途に応じた損害保険がないか調べてみるとよいでしょう。

 

 

保険のオーダーも可能

保険料や補償額が高額になると、オーダーメイドで保険に加入できる場合があります。
一例として野球の国別対抗戦であるWBC(ワールドベースボールクラシック)の場合、参加選手が怪我をして所属するチームのシーズンに支障が出た場合の損失を補償する保険が作られました。

 

保険料は選手の年俸と怪我のリスクによって個別に算出され、保険料を理由に辞退した選手もいたようです。
「一定の偶然な事故によって生じた損害額に応じて保険金を支払う保険」という損害保険の概念に沿った内容であれば、損害保険はニーズに応じて新しい商品が生み出されます。

 

 

損害保険の主要3種

 

損害保険は、主要3種とその他を含めた4つのカテゴリーに分類されています。

 

  • 自動車保険
  • 住まいの保険
  • からだの保険
  • その他の保険

 

自動車保険の場合は自賠責保険任意保険の2種類があり、任意保険に関しては対人・対物など加害者になった場合の損害賠償補償、搭乗者の怪我や死亡の補償、被保険車両の補償(車両保険)などを組み合わせて加入します。

 

住まいの保険は大きなカテゴリーでは火災保険地震保険の2種類があり、火災保険の場合は風災・水災など補償範囲を選べるリスク細分型保険が主流です。
つまり、損害保険は様々な商品・プランに枝分かれしているので、自分に合ったプラン選定をできるかが重要です。

 

 

代理店型保険と通販型保険

代理型保険と通信型保険
損害保険は代理店型保険と通販型保険があり、生命保険に比べて通販型保険のシェアが高いです。
たくさんの損害保険会社がありますが、自動車保険・火災保険など主要な保険商品は各社で補償内容が似ています。

 

自動車保険の場合は任意保険加入中の事故歴に応じて等級が定められていて、等級が保険料に大きな影響を与えます。
他社に等級を引き継いで切り替えることもでき、火災保険は物件の立地や構造などによって保険料率が決まる仕組みです。

 

損害保険会社は損害保険料率算出機構が公表している参考純率を元に保険料を決定して、頻繁に商品改定をしています。
つまり、損害保険は同じ補償プランで複数社を比較しやすい特性があり、1社で補償プランを選定すれば同等の補償内容で他社の保険料を簡単に比較することが可能です。
1年ごとの掛け捨て保険が主流ということもあり、損害保険は生命保険よりも通販型保険の利用価値が高いと言えます。
全体的に通販型保険の方が保険料が安いですが、代理店型保険は担当スタッフが個別にサポートしてくれるほか、特約など細かい部分の補償が手厚くなっているケースがあります。

 

火災保険の場合は通販型より代理店型保険の方が安くなる場合もあるので、見積もせずに代理店型保険を候補から外してはいけません。
損害保険に加入する際は代理店型保険・通販型保険それぞれを含めた複数社を比較し、保険料の差額と細かい補償内容の違いを見ながら選ぶとよいでしょう。

 

インターネットから申込できる一括見積サービスや、複数の損害保険会社の商品を扱える保険ショップを利用すると便利です。